嘉来流・迷路講座
迷路の作成過程の具体的指南 |
ようこそ、嘉来的世界へ。 どうぞごゆっくりと、迷路の世界をお楽しみください。 このコラムでは、迷路の作成過程の一例を、順を追って説明してゆきます。 |
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先日私は、「 交互壁迷路 」を作成しました。青と緑の薄壁を交互に進んでゆく迷路です。この迷路を私が具体的にどのように作成したか、ここで説明してみます。 以下に述べる作成法は、ひとつの例です。
↓ 出来上がり! ![]() 最後に突然の飛躍があるように見えるかもしれませんが、ここが、腕の見せ所です。図1ではまっすぐだった正解道順をどれだけ変形させることができるかがポイントです。 尚、最後の整形の段階で、ゴール付近の構造をちょっと修正しました。作成の各段階において、単調だなと感じたり、簡単すぎる或いは難しすぎると感じた場合は、その都度修正をしてゆけばいいのです。 以上、初心者にもわかりやすいように段階を追って説明してきました。迷路の作成に少し慣れてくると、図4と図5を省くことが容易になるでしょう。或いは図1と図2を省くことも容易になるでしょう。かくいう私は図1〜図6をすっとばしていきなり完成図から描き始めるのですが、難しい迷路の作成で頭がこんがらがりそうになるときは、作成の原点ともいうべきこういった方法を採用しています。 さぁ、あなたも迷路を描いて見ませんか? |